門真市地域福祉連絡会研修(2025/9)
- 中学生勉強会 KADOMA
- 9月21日
- 読了時間: 3分
更新日:9月25日
2025年9月10日(水)13時30分から
門真市保健福祉センター4階 視聴覚室
門真市社会福祉協議会よりご依頼があり、
門真市地域福祉連絡会にて「すべての子どもたちが学べる「居場所」づくり」をテーマに、KADOMA中学生勉強会の取り組みをお話しさせて頂きました。平日のお昼・猛暑の中にも関わらず、多くの方に参加いただき、ありがとうございました。
約1時間、KADOMA中学生勉強会の取組みや各種実態調査からの門真の子どもたちの現状、地域活動のはじめ方などをお話させていただきました。質疑応答では、門真西高校廃校に伴う影響、児童・生徒数の減少などについてご意見をいただきました。
子どもの貧困の指標となる就学援助認定率が全国平均の倍以上の約30%、中3対象のチャレンジテストでほとんどの科目(国・数・社)で府内市町村最下位であるなど、現下の厳しい状況にも関わらず、市が魅力ある事業として進めていたkadoma塾(市運営の無料塾)の廃止が取りざたされていたり、中学生対象の放課後学習(サタスタ・学び舎Youth)が廃止(既に廃止済み)、市独自の給付型奨学金が廃止(令和3年9月廃止決定)されるなど、実態に沿っていない方向性に大きな懸念を抱いています。
今後、門真市はまちづくりにより大きな変化が生まれることも期待されますが、今、目の前の門真市民、とりわけ子どもたちが、生まれた地域や家庭環境によって左右されないよう、最大限の支援を切に願い、我々も微力ながら力を尽くしていきたいと思います。講演の最後に、門真市子どもの生活実態調査の結果を紹介。「将来の夢や目標を持っている」割合は、大阪府平均を大きく上回っている、これは門真の希望。この夢や目標を実現させてあげれるように、地域で子どもたちを見守り、支えていきましょうと締めくくりました。
参加者アンケートの結果をAIにまとめてもらいました。
以下参照。
①研修内容と講師への評価
研修内容が「分かりやすく、聞きやすかった」と参加者の皆様から好評でした。地域での居場所づくりや子どもたちへの支援に関する具体的な事例や、講師の経験談が非常に参考になったとの声が多く寄せられました。
②子どもたちの現状と支援への関心の高まり
門真市の子どもたちの現状を知り、支援の必要性を改めて認識したという感想が多く見られました。特に、経済的な理由で学ぶことをあきらめかねない子どもたちの存在に触れ、そうした子どもたちを励ます取り組みに対して感謝と期待が寄せられました。
③地域貢献と参加意欲の向上
今回の研修を通じて、ボランティア活動への理解が深まり、「何か手伝いたい」「協力したい」といった具体的な行動への意欲が芽生えた参加者が多数いました。
④居場所づくりへの関心
「子どもの居場所づくりに興味を持った」「身近なところで何ができるか、具体的な例を聞けた」といった意見があり、子どもたちの居場所づくりや具体的な取り組みに関心を持つ参加者が多く見られました。
⑤自己の役割の再認識
参加者からは、「自分の役割をもう一度振り返る機会になった」という声がありました。今回の研修が、地域の一員として、また一人の大人として、どのように社会や子どもたちに関わっていくべきかを考える貴重な機会となったことが伺えます。

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